(5)1977年8月13日(五郎)
(見送りの学友に囲まれて 羽田空港)
アメリカの第一印象やいかに。
国際文化会館の加藤さんから電話。二人とも無事にニューヨークに着いたこと。緒方貞子国連領事や岩本先輩にお会いしたことを知らせてくださった。新聞報道によると、ニューヨークは、あまり暑くないとのこと。これは何より。母さんは、「岩本特派員発、又もニューヨークで通行人が殺される」というニュースを聞くたびに、「早くニューヨークから離れてくれないかなあ」と。全く同感。
ところで、羽田まで見送りに来てくれた友達の名前を知らせて欲しい。礼状と出しておきたい。はがきは既に印刷済み。
8月2日、羽田から帰宅して淳一郎が今まで使っていた部屋を整理した。当分この部屋を私の書斎にすることにした。今、その部屋でこの手紙を書いている。書棚を見て改めて淳一郎の読書量に驚嘆しているところだ。一日一冊がノルマとは聞いていたが随分読んだものだ。これからは、英語の本を今まで以上に読まなくてはならないね。大変なことだが、自ら選んだ道だ。体に気をつけて頑張ってもらいたい。
こんなことを書いていたら、母さんが書くスペースがなくなってしまった。
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