(40)1978年1月9日 初めて学友をもてなす  淳一郎

御餅が届きました。早速日本人の三人が中心となって、ライスケーキパーテイを開きました。4,50ぐらい焼きました。醤油と砂糖をまぶして、のりを巻いた餅は、日本人の僕らにとってはあたりまえのものですが、こうして異国で見ると、なんとも言えないエキゾチックな形と色と匂いがします。特に「のり」がめずらしいようです。みんなは「魚のにおいがする」と言っていました。「海苔(シーウイード)」と説明したところ、中には、説明を聞いただけで閉口してしまった者もいました。しかし、60%ぐらいは大変気に入ってくれたようで、もう一つもう一つと注文がありました。僕は餅焼き専門だったのですが、とても楽しいパーテイーでした。何しろ僕から友達に何か物を与えるという経験は、今回が初めてといっていいくらいですから。何時も貰ってばかりいてはいけませんね。 Give And Takeという言葉は、中学校時代の恩師岩田先生がよく使われていた言葉ですが、人間関係はまさにGive And Takeでなりたっていると思います。要するに、自分が、人に与える物と心をもっているかどうかに関ってくる問題ではないかと思います。 休みが終わってクラスが始まりました。毎日が楽しくてなりません。休みが明けて人との付き合いが変ったような気がします。以前に比べて人と話す時心を自由に開く(変な日本語ですね)ようになったこと、人前で何となくおじおじしないようになったと思います。五ヶ月たってやっと少しキャンパスに慣れてきたのでしょうか。 ピアノと空手を毎日一時間弱やっています。とにかく、外では何も出来ない気温ですから。今日、又寒波がやって来ました。最低が零下26度、最高が零下17度、体感温度は、零下50度。南極と同じだとラジオでは説明していました。 旅行から帰ってしばらく風邪気味でしたが、もう大丈夫です。寒いので大学の建物の間を走り回っています。箱根はいかがでしたか。 ではまた。

コメント

このブログの人気の投稿

(8)1977年9月3日 ノックス大学到着 (淳一郎)

(7)1977年8月23日 (恵子)