(59)1978年5月28日 五郎

5月20日付けの手紙、25日受領。元気でやっていることが良くわかって安心した。4月25日に出した小包みはまだ着いていないようだね。中身は5月人形や写真だ。この夏のアルバイトはすごいな。1時間4ドルか。聞いただけでも厳しい仕事ということが分かるよ。大丈夫かな。10週間働いたら大変な金額になるなあ。面接の時、どんなはったりを言ったのか知りたいものだ。男は時には思い切ったはったりが必要なことがある。人生の処世術と心得ておくこと。 古典を読むことは大切。注文の他に何冊か送るつもりだ。中国の古典も必要だな。東洋人だからね。これから計画的に送ることにするが、読む時間があるかな。 来年の夏の帰国OK。友達を連れてくることも。日本的・足立風の歓迎をすることにするか。 先日、三菱商事の「時差は金なり」という本を読んで、実業界でこのような仕事をすることもなかなかダイナミックでやりがいがあるなあと思った。戦前、アメリカでは「日本の軍隊に勝つことよりも、まず、住友商事に勝つことだ」と言われていたとか。日本の商社は強かった。参考までに。

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