(10)1977年9月11日 サッカーチームに入部 (淳一郎)

明日からクラスが始まります。サッカーのチームに入って毎日練習しています。そうでもしないとなかなか友達が出来そうにもなかったからです。毎日午前と午後の2回練習していますが、そんなにきつくはありません。日本の感覚でいくと、だらだらしているといった感じです。練習中にみんなが言う冗談は、ほとんど分かりません。友達の名がすぐに出てこないので、なかなかボールに触れません。そういう鬱憤を晴らすためにボールを蹴っています。 食事は立派です。ブラウンより格段とおいしいです。朝昼晩、その後又何か食べるというふうで、出発前の倍くらいは食べています。お陰で体の調子は良好です。 お金は今、400ドルあるので大丈夫です。もっと使うだろうと思っていましたが使う時間がありません。クラスが始まればもっと忙しくなるでしょうから、お金のことは心配しないで下さい。 英語と数学と社会学のクラスを取りました。マレーシアからたくさんの学生が来ていますので、彼らと一緒に留学生向けのクラスです。冬休みは、11月末から4週間あります。クラスを取るか、校内のアルバイトを見つけて寮に残るか、どちらかになると思います。サッカーの練習は、シーズン中(秋だけ)しかありません。後は自由になります。ノックスの環境は本当にすばらしい所です。施設が良いことは勿論ですが環境が最高です。天の川がよく見えます。リスがいっぱい走っています。毎日、手紙が来ていないかと見に行くのが楽しみです。先日は、なんとノックス大学からの手紙が三通。三ヶ月以上も前の日付けです。三軒茶屋の方に回ったようです。 ところで荷物はまだ届きません。朝晩は本当に寒いぐらいです。アメリカの学生はなかなかの衣装持ちです。ルームメイトも戸棚一杯持っています。彼は、ステレオ・テレビ・タイプライター・冷蔵庫などを持っているので何かと便利です。貸してくれます。夜はうるさくて困ります。みんなステレオ持ち込んでがんがん鳴らします。 ソニーのラジオカセットもまだ連絡がありません。シカゴまでは飛行機で70ドルかかります。シカゴから来ている学生が多いので、シカゴのことはいろいろ教えてくれます。ご心配無用です。しかし、ここに来るときは、シカゴ空港で迷ってしまいました。シカゴ空港の職員に尋ねても知らないというのですから、呆れてしまいました。それほど空港が大きいということでしょうか。それとも、ゲールズバーグが田舎だということでしょうか。 寮に入ってから、絵はがきを含めて40通ぐらい手紙を書きました。返事が欲しいからです。明日からクラスが始まります。手紙を書く時間が無くなると思います。では又。

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