(61)1978年6月6日 最優秀日本人選手に 淳一郎
アメリカに来て初めて「ほたる」がピカピカ光りながら飛んでいるのを見ました。明日で最後のテストが終わります。これで、僕のアメリカでの最初の一年も終わることになります。
先日の手紙を読んでびっくりしたのですが、五月人形などの小包みは、ずっと以前に届いています。知らせが遅くなって申し訳ありません。
テストが終わったら、2、3日シカゴの友達の家で遊んでから、卒業式には帰って来たいと思っています。河崎君のご両親も来られるようです。彼は、この夏を日本とヨーロッパで過ごし、9月から「University Of Illinois Graduate School」へ進学すsるそうです。
この夏は「Fiji House」に住みます。6時から仕事があるので厳しい毎日です。体を鍛えて秋のサッカーに備えなければなりません。本も読みたいし忙しい夏になりそうです。
ただ今、南米アルゼンチンでは、ワールドカップサッカー選手権がおこなわれています。日本ではTV中継があるでしょうが、アメリカでは誰も話題にしません。シカゴにいれば数試合はテレビで見られるでしょうが、ここは残念ながら陸の孤島です。田舎に居ることが悔しくてたまりません。
今学期にとった羽根先生の西洋史は、今までのうちで一番きついクラスでした。特にファイナルのときはやるtこがいっぱいあるし、分かっていても英語で表現できないもどかしさで参りました。
先日はクラブの夕食会がありました。この1年間スポーツ部に参加した連中が一同に集まりました。こちらの習慣なのでしょうか、一年の終わりには貢献者には必ず何らかの賞を贈ります。それぞれのチームごとに最優秀選手、最も上達した選手などが選ばれます。僕も最優秀日本人選手ということでした。当たり前のことですが。
日本では夏休みはまだですね。皆さんによろしく。ではまた。
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