(79)1979年1月15日 成人の日 淳一郎
気が付いてみたら今日は1月15日、成人の日ですね。とにかく寒いです。今冬は去年よりは暖かくて過ごしやすいというかすかな希望も、大晦日からの寒波で吹き飛んでしまいました。先週末は1晩で30センチ以上の積雪、その後は物凄い寒さに見舞われました。学校の食堂も材料が入荷できないので、冷たいサンドイッチばかりの週末になりました。卒業生も足止めを食って、どうしようもないといったところです。郵便物も大変遅れているようです。
お父さん教頭試験合格おめでとう。
今学期のクラスの勉強は、今までになく厳しいです。特に政治のクラスは僕がアメリカの歴史の知識が友達に比べて欠けていることと、特別な単語が多いため、数学のように楽ではありません。それだけに得ることが多いのだと自分に言い聞かせて取り組んでいます。とにかく僕の専攻予定の科目ですからね。この不利な点を逆手にとってプラスにするしかないでしょう。アメリカで特に政治学で学位をとる日本人はそう多くはないはずだし、きっと利点はあるはずだと考えて取り組むつもりです。近頃考えるのですが、アメリカという国は、白人にとっては天国ですが、その他の民族にとっては住みにくいところです。
最近気が付いたことですが、僕は他の留学生たちからとり残されているような気がします。今はアメリカ人ばかりと付き合っているためか、時々変な気がすることがあります。先日、イリノイ大学の河崎さんが訪ねてきてくれましたが、自分の言いたいことが日本で半分も言えませんでした。
他民族も共に生きていくということは、口で言うほど簡単なことではないと気が付きました。日本にいるときは一度も考えたことも経験したこともなかっただけに、政治専攻の学生にとっては、またとない貴重な体験だったと思います。
ではまた。
専攻はまた変るかも知れません。経済?
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