(65)1978年7月24日 いろいろなアメリカの子供たち 淳一郎
仕事は、目下山を迎えて、きついけれどもやりがいのある毎日です。1週間休みなし。1日11-13時間の労働、200人から250人の子供たち。今日初めてトラクターを運転しました。週末は、4時起床。この土日で100ドル稼ぎました。
トウモロコシは、僕の背丈よりも高く、風は通らないし、虫には噛まれて痒いし、精神的には参ってしまうことがあります。そういう時に限って、子供達も仕事をさぼるので首にしたり、怒鳴ったりしなくてはなりません。これだけの子供が集まっていると、いろんな子供がいます。
黒人、ベトナム人、頭の少し足りない子、警察に捕まってばかりいる子など、少しも目が離せません。加えて、町と町の間に敵対意識みたいのがあって毎日喧嘩が耐えません。いつも仕事の終わった後、喧嘩の相談をしています。
しかし、楽しいこともあります。僕たち15人のリーダー対子供達という関係ではなく、一つのチームというムードが出来てきました。仕事が終わって帰るときのきたないハエだらけのバスの中は、想像も出来ないほど楽しいものです。
バスが泥に埋まって動けなくなればみんなで押しあげたり、どのくらいスピードが出るか試したりします。ベトナム人の中には、英語の話せない40代のおじさんがいます。子供と同じように扱うわけにもいきません。困惑することもあります。いわゆるベトナム難民です。日本で2ヶ月過ごしてからこちらに渡ってきたようです。
このアルバイトも半分終わりました。後4週間たらずで終わりになります。そこで、10日間ほどケンタッキー・ワシントン・ニューヨークなど友達を訪ねながら見てきたいと思っています。去年お世話になった人々にも会いたいし
シカゴの友達にも会いたいし。9月3日からサッカーの練習が始まるので
クラスの始まる前に帰ってこなくてはなりません。サッカーのことを考えると疲れもいっぺんに消えてしまいます。渡米1年目の夏は、汗をかきながらトウモロコシ畑の上で迎えています。ではまた。
PS畑や道の上は田舎の大分の匂いがします。
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